GRB納車当初からでしたが、ブレーキを踏み込むと手前で効きはじめるというより、踏み込んだ奥の方で効きはじめる感触があったので、何となく違和感がありました。
また、サイドブレーキについても全く効かない状態だったので、点検してもらうと前後左右のディスクローターが消耗していることが分かりました。
キャリパー本体についてもブレーキダストで汚れていたことから、おそらく一度もメンテナンスされていないと考えて、今回合わせて一緒にオーバーホールすることにしました。
メンテナンスの記録
- 作業日:2022年7月
- 走行距離:77372km
- ディスクローター4枚:84480円
- シールキット:約10000円
- 工賃など:約60000円
- 合計金額:154480円
ディスクローター交換とキャリパーをオーバーホールした理由
ディスクローター交換について
ディスクローターを交換した理由については、単純に消耗していたからです。
交換しようとした際の走行距離は約77000km前後でしたが、かなり消耗していたので、1度も交換したことがないか、交換してあったとしてもだいぶ使い込まれている状態でした。
ディスクローターの外側が微妙に欠けていたり、段差もついていたので、恐らくブレーキパッドについてもしっかりと当たっていなかったと思います。
キャリパーのオーバーホール
キャリパーのオーバーホールについてはやるか迷ったポイントですが、新車から10年程経過しており、ブレーキ周りの汚れなどから、おそらくここまでノーメンテナンスできた車両だと思ったことや、前のオーナーがどこまでメンテナンスしているか分からなかったので、オーバーホールすることにしました。
運転していて加速を味わうのも楽しいポイントですが、コーナー手前でブレーキを踏みこんでアクセルで踏んで加速していくことも運転の楽しいポイントなので、ブレーキのタッチ感についても個人的には重要なポイントでした。
また、ブレーキを踏み込んだ時に緩い感じがしていたこともオーバーホールをした理由です。
購入したディスクローターについて
購入したディスクローターについては、DIXCELの「FS」を選択しました。
DIXCELの製品を選んだ理由については、以下の記事で紹介しています。
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DIXCELのディスクロータを選んだ理由
先日、GRBインプレッサの前後左右の4枚共、ディスクローターが消耗していることに気が付き、交換をしました。 その際に、なぜDIXCELのディスクローターを選んだのかについて、この記事では紹介します。 ...
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ブレーキ周りのメンテナンス後変化
ブレーキのタッチと効きが変わった
乗っていて一番感じた変化が、ブレーキタッチの変化です。
以前は踏み込んだ奥側で効き始める印象でしたが、手前側で効き始めるようになりました。
また、今どれだけブレーキが効いているのかのタッチ感や情報が足から伝わるようになったので、ブレーキを踏み込んだ時の安心感もあります。
サイドブレーキが効く
坂道発進ではサイドブレーキを引くことが少ないので運転上問題ありませんが、坂道駐車の時には必ずサイドブレーキを引く必要があります。
今まではサイドブレーキの効きが弱かったので、落ちてしまうのではないかという恐怖感から坂道の駐車場は今まで敬遠していましたが、しっかり効くようになったので坂道でも安心して駐車できるようになりました。
まとめ
車をカスタム(マフラー交換や、エアクリーナーの交換など)して馬力アップメインに考えがちですが、ブレーキのメンテナンスも重要だと思います。
公道だと制限速度があり、扱えるパワーが限られているので、どちらかというと、ブレーキのタッチ感だったり、足回りなどの乗り心地を考えたメンテナンス・カスタムも重要だと考えさせられました。
購入したGRBインプレッサはいろいろと消耗している部品が多いいので、今後もカスタム・メンテナンスしていきたと思います。