メンテナンス

【GRB】バッテリートラブル発生と交換方法

2022年2月19日

先日、GRBに乗ろうとしたらバッテリートラブルが発生してエンジンの始動ができなくなったので、バッテリーの交換をしました。

納車してから2カ月くらいしか経過していないので、納車時に点検して交換しておいて欲しいところでしたが、幸いにも少したったら自走が可能だったので、自宅に戻り自分でバッテリー交換をすることにしました。

この記事では、自分への備忘録も含めてGRBのバッテリー交換方法について紹介します。

今回交換に使用しているPanasonicの「caos Blue Battery」については以下の記事で紹介しています。

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バッテリートラブルの症状

発生したバッテリートラブルの症状については以下です。

原因の調査

なんとなく症状から原因はバッテリーだろうと想像して、自宅に戻りテスターで電圧を計ってみると12V以上ありました。

通常バッテリーが寿命を迎えると電圧が下がるので分かるのですが、今回は当てはまりませんでした。

テスターだけだと原因が分からなかったので、そのまま近所のSUBARUディーラに行って診断してもらうと健全性(SOH)に問題がありました。

健全性(SOH)の意味について今まで知らなったので調べてみると以下のことです。

健全性(SOH)とは

SOHは「State of Health」の略称。

バッテリー購入時の満充電容量(Ah)が100%だとして、SOHが50%になると購入時と比較すると満充電しても半分しか充電できない状態を表します。

つまり、まったく充電ができないバッテリーになっていました。

用意するものとバッテリーサイズについて

バッテリーサイズについて

GRBではグレードによって2種類のバッテリーサイズ設定があるので、間違えないように注意してください。

今乗っているGRBはスペックCですが、55D23Lのサイズのバッテリーがついていたので、前オーナーがバッテリー上がりの対策などのために通常サイズに戻したのだと思います。

中古で購入した場合、バッテリーサイズが変わっている可能性があるので実物をみて確認してください。

GRBのバッテリーサイズについて

  • スペックC:34B19L
  • ノーマル:55D23L

用意するもの

用意するものは以下です。

用意するもの

  • バッテリー
  • 10mmのメガネレンチorスパナ
  • ゴムテープ
  • ゴム手袋

バッテリーの交換方法

まずは、エンジンフードを開けます。

正面からみて、右前側にバッテリーがついています。

まずは、バッテリーを固定している留め金をスパナを使用して外します。

スパナまたはメガネレンチを使用して、右側のマイナス端子を外します。

次に左側のプラス端子の赤いカバーを外してから、プラス端子を外します。

その際にこの赤いプラスチックのカバーを外すのが硬くて大変でしたが、割れるのを覚悟して外側(左)に力を入れたら外すことができました。

端子が外れたらバッテリー取り外しの際に電極に触れてしまってショートしないように電極をゴムテープなどで覆っておくと安心です。

取り外した際の様子ですが、汚れていたので軽く拭いておきました。

交換した新しいバッテリーを元の位置にセットして、反対の手順で「+端子」から取り付けていけば完成です。

まとめ

作業時間としてはそこまで難易度は高くなかったので、30分かからないくらいで終わりました。

ただし、プラス端子と-端子を反対につけてしまうとバッテリーの破損や電装系にダメージを与えてしまうので注意してください。

ディーラーでバッテリー交換を行うと数万円掛かってしまいますが、ネットなどで購入すると安く済ませることができます。

手順さえ間違えなければ個人でも交換可能なので、自分で交換してみるのも有りだと思います。

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