GRBを購入してから半年以上経過しましたが、エアフィルターの交換をしていなかったことに最近気が付きました。
エアフィルターについては頻繁に交換するものではなく、過酷な状況で使用されていなければ数万キロ走行ごとに交換するものですが、金額的にも安価なので交換してしまうことにしました。
純正エアフィルターにするか社外品にするかについては迷いましたが、BLITZの「SUS POWER AIR FILTER LM」の方が作りがしっかりとしていることや、吸気効率が大幅にアップ、アクセルレスポンス向上などの文言にひかれて今回はBLITZのエアフィルターを選びました。
GRBで使用する場合、型番は「SF-48B 59542」です。
メンテナンスの記録
- 作業日:2022年9月
- 走行距離:77544km
BLITZのSUS POWER AIR FILTER LMについて
開封
エアフィルターのサイズに対して、結構大きめな箱で届きました。
取扱説明書などはとくにありませんが、裏面に注意事項などが記載されています。
【IN側】
純正が白いエアフィルターに対して、青を基調としたエアフィルターなのでカスタムをしている感じがでます。
ただ、汚れているかを見分ける際は白のエアフィルターの方が分かりやすいので好みはあると思います。
【OUT側】
ステンレスコーティングメッシュになっているので、純正形状とは異なったものになっています。
見た感じですが、結構こだわって作られているため、質感としてはとても高いです。
メーカーのホームページを読むとステンレスコーティングメッシュで補強した特殊2層構造にすることによって、低い圧損を実現し、吸入効率のアップにつながるため、アクセルレスポンスに向上につながるようです。
バイクで言うと、パワーフィルターのようなものだと思います。
交換方法
必要な道具
今回はプラスドライバーのみを使用しました。
今回は隙間から無理やり交換したので、できれば正しい手順で取り外すためにもラチェットなどがあるとよいかもしれません。
交換方法
まずは、エアクリーナーボックスにアクセスするためにエアダクトを外します。
改めてエアダクトを観察するとネジが一本ついていなかったので、過去の所有者が1度以上は交換しているのだと思います。
エアダクトはプラスドライバーでネジを引き抜けば簡単に外すことができます。
エアダクトを外すとエアクリーナーを見ることができます。
この時点でかなり汚れていることが分かります。
エアクリーナーボックスを開けるためには、エアフロ―センサーを外す必要があるので、爪を浮かせと抜きます。
結構硬いので、ゆっくりと少しずつ引き抜いていくのがポイントです。
最後にシルバーのフックを外せば、エアフィルターにアクセスできます。
※今回はライト側にあるエアクリーナーボックスを固定しているナットを外さないで交換しましたが、外した方が交換しやすいのでナットを外すことをお勧めします。
交換前後のIN側のフィルターを比較するとそこまで汚れている感じはしませんでした。
OUT側フィルターについては、直接外の空気を取り込むので虫や葉、砂などの汚れでひどかったです。
交換前のOUT側フィルターをアップにした写真ですが、細かい砂埃などがたくさんついています。
交換前のIN側フィルターをアップした写真ですが、そこまで汚れていませんでした。
エアフィルター交換後の効果
エアフィルター交換した効果については、レスポンスアップというよりはアクセルを踏み込んだ時のトルク感が少し向上したかな?という印象でした。
もともと使用していたエアフィルターが汚れていたので、本来の吸入効率に戻っただけなのかもしれませんが、アクセルを踏み込んだ時のトルク感を前よりも感じるような気がします。
シャシダイに乗っけて測定したわけではないので、具体的な数値は分かりませんが、体感はできているような気がします。
まとめ
4000円前後で購入でき、自分でも交換できるので、お手軽なメンテナンスだと思います。
エアフィルターについては、車の走行距離に応じで必ず汚れてくるものなので、2年ごとの車検のタイミングなど定期的に交換をしていきたいと思います。