メンテナンス

Panlong 「BLUETOOTH OBD2スキャン」を使って車両情報の確認とエラーコードクリア【レビュー】

先日、S2000のPGM-FI警告灯(エンジン警告灯)が点灯しているのに気づきました。

ディーラーに持ち込もうかとも思いましたが、診断だけでも費用がかかるため、まずは自分で原因を調べてみて、解決できなければディーラーに整備を依頼することにしました。

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一時的な不具合か、継続的なトラブルかを切り分けるため、まずはバッテリーを外してPGM-FI警告灯をリセットしようとしましたが、警告灯は消えず、診断機を使って消去する必要があることが分かりました。

エラーコードの確認にも診断機が必要ですが、頻繁に使うものではないため、高価なものを買うのは避けたいので、コストを抑えつつ必要な機能を備えた診断機を探していたところ、Panlongの「BLUETOOTH OBD2スキャン」を見つけて購入したので、紹介します。

お勧めポイント

  1. 1500円前後で購入できるのでコスパ最高
  2. エラーコードを確認でき、消すことができる
  3. スマートフォンのアプリで情報表示が可能なため、ケーブルレスで使用できる
  4. エラーコード以外にも水温や吸気温度などの各種情報表示が可能

気になるポイント

スマートフォンのアプリによっては海外製なことや、会員登録が必要なのでセキュリティ面が心配

仕様について

仕様については以下です。

仕様

  • 対応OS:Android,iOS
  • コネクタ形状: OBD2

開封

同梱品については以下になります。

同梱品

  • 本体
  • 取扱説明書

使用した感想

 OBD2コネクタに刺すだけで簡単に使用できる

OBD2コネクタに差し込むだけで使用できるため、電源を供給するための配線加工は不要です。

OBD2コネクタの場所

車種によって、OBD2コネクタの設置場所が異なります。

  • S2000:助手席足元部分
  • GRB:ハンドル下

アプリで簡単に車両情報を取得できる

取扱説明書に記載されていた「YMOBD」アプリをスマートフォンにインストールし、簡単な設定を行うだけで、車両の状態を手軽に確認できます。

スマートフォンで気軽に車両情報を取得できるのは便利ですが、「YMOBD」を使用するにはメールアドレスによるユーザー登録が必要なため、個人情報の取り扱いに不安を感じる方もいるかもしれません。

なお、この診断機は他のOBD2対応アプリでも使用できるようなので、今後試してみたいと思います。

燃料消費量、スロットル位置、吸気温度、冷却水温度などの車両情報をデジタルで取得できるため、外付けのメーターを取り付けなくても必要な情報を把握できます。

また、Androidナビやタブレットをダッシュボードに設置し、Bluetoothで常時接続しておけば、リアルタイムで車両情報を表示させるといった使い方も可能です。

エラーコードを消すことができる

メーターにあるPGM-FI警告灯が点灯してしまっています。

「YMOBD」アプリを使用することでエラーが起きていることが分かりました。

エラーコードの詳細を確認して問題がないため、クリアしました。

エラーコードを削除したことで、メーター上のPGM-FI警告灯は無事に消灯しました。

今回は原因をある程度特定できていたため、エラーコードを消去する対応を取りましたが、本来は表示されたエラーコードをもとに、必要に応じて部品の交換や点検を行い、根本的な原因を取り除くことが重要です。

注意ポイント

エラーコードを削除できますが、部品交換などを行い原因を取り除かないとエンジンブローにつながるため、自己責任になります

心配な場合は、ディラーなどに相談することが大切です

まとめ

エラーコードの確認や、水温など車両の状態をチェックしたいときに便利なのが、Panlongの「BLUETOOTH OBD2スキャン」です。

手軽に使えるうえ、車の状態をスマートフォンでリアルタイムに把握できるため、非常におすすめです。

さらに、価格が1,500円前後と手頃なのも大きな魅力です。

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