メンテナンス

【S2000】発生したらマズイ、定番トラブル「ペダルストッパー破損時の症状」【交換方法】

2025年5月25日

S2000でドライブに行こうとした際に、運転席の下に見慣れない樹脂製の部品が落ちていることに気が付きました。

この樹脂製の部品は、ペダルストッパーと呼ばれる重要な部品でブレーキペダルに1つ、クラッチペダルに2つあり、この部品が経年劣化で割れて外れると、以下のような症状が起こるため、重要な役割を持っています。

ブレーキペダルのペダルストッパーが外れた場合の症状

ブレーキランプが点灯したままになり、バッテリーが上がってしまう

クラッチペダルのペダルストッパーが外れた場合の症状

エンジンをかけることができなくなる

今回は、ブレーキペダルとクラッチペダルの手前側にある2つのペダルストッパーを交換したので、その作業を紹介します。

クラッチペダル奥側のペダルストッパーはクラッチペダルを外す必要があり手間がかかるため、今回は交換を見送りましたが、今後エンジンがかからなくなる可能性があるため、別の機会に対応しようと考えています。

メンテナンスの記録

  • 作業日:2025年5月
  • 走行距離:131326km

型番について

型番については以下です。(S2000の場合、ブレーキ側で1つ、クラッチ側で2つ使用するため、3つ用意しました)

型番

型番:46505-SA7-000

ペダルストッパーの交換方法

step
1
ペダルストッパーを外す

ペダルストッパーを交換するためには、ハンドル下に潜り込む必要があるため、厳しい体勢で作業をする必要があります。

少しでも体勢を楽にするために、事前に運転席のシートを外しておきます。

シートが外せたらペダルストッパーを外すために片手でペダルを押し込み隙間ができたら、マイナスドライバーなどの薄いものでペダルストッパーを浮かせれば簡単に外せます。

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ブレーキペダルのペダルストッパーを外す場合は、ブレーキランプが点灯したままになります。

step
2
ペダルストッパーを取り付ける

ペダルストッパーを交換する際は、片手でペダルを押し込み、穴にペダルストッパーを差し込めば完了です。

まとめ

ペダルストッパーを交換する際に一番大変なのが、ハンドルの下に潜り込まなければいけないため、体勢がキツイことでした。

少しでも体勢を楽にするために、運転席のシートを外して作業をしていますが、それでも狭い空間で作業をしなければいけないため、大柄な方は大変だと思います。

また、本来交換するべきペダルストッパー3つのうち、2つしか交換できていないため、今後エンジンをかけることができないトラブルの可能性がまだ残されている状態です。

思ったよりも作業が大変だったため、クラッチ側のペダルストッパーについては、クラッチスタートキャンセルにして交換するのを止めるかもしれません。

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