納車してから約2年間経ち、距離にして約1000キロ程走ったので、初期型GSX-R1000(K1)の乗り味や実際に走ってみた感想などをこの記事では紹介します。
購入した車両はノーマル状態ではなく、各部社外パーツに変わっていることや、個人の感覚による部分もありますが、これから、初期型GSX-R1000(K1)の購入を検討している方の参考になればと思います。
購入した理由については、以下の記事で紹介しています。
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初期型GSX-R1000(K1)を令和になってから購入した理由
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GSX-R1000(K1)に乗った感想
- 見た目以上に軽いので取り回しがしやすい
- アクセルワークはシビア
- 公道では活かしきれない速さとパワー
- 楽なポジションと足つきはよい
- 高回転までスムーズに吹けあがる
- カウルの隙間からでる排熱が熱い
走った感想
軽いので取り回しがしやすい
まず、見た目はカウルがあるのでふっくらしていますが、乾燥重量170kgしかないので想像以上に軽いです。
さらにマフラーやホイールが社外のものに変わっているので、実際はさらに軽いので大型車両とは思えない取り回しのしやすさがあります。
感覚的には250CCや400CCのバイクのような感覚なので、実際に所有した際に驚いたポイントの1つです。
公道では活かしきれない速さとパワー
少しアクセルを回すだけで、エンジンが吹け上がるので、アクセルワークについてはシビアです。
僕の場合は、GPZ900Rでハイスロを使っていたこともあり、そこまで気になりませんが、慣れていない方は注意が必要です。
スポーツ系のバイクなので高回転まで回さないとトルクがないと思っていましたが、エンジンのシリンダーがロングストロークになっているので、下から上までトルクを感じることができます。
そのため、街中でエンジンを回せなかったとしても、低回転でもトルクを感じたり、一瞬の加速を楽しむことができます。
4000回転ぐらいで一般道で出して良い速度は軽く超えてしまうので、公道で使い切るのは無理だと思います。
ポジションは楽で足つきも良い
身長170cm程ですが、通常のポジションでも半分以上足が付き、お尻をシートから少しずらせば、ベッタリと足を付けることができるので足つきは非常に良いです。
ハンドルのポジションについても、手前側によっているので、ビックリするくらい楽です。
マフラーの音が気持ちよい
購入時からヨシムラ のTri-ovalサイクロンマフラーに変わっていたので、純正のサウンドは分かりませんが、迫力のある音と高回転までラグやひっかかりがなくスムーズに吹けあがるので、気持ちよく走ることができます。
排熱が熱い
信号待ちなどをしているとカウルの隙間から熱風がでてくるので、熱いです。
バイクに短パンで乗る人はそもそもあまりいないと思いますが、やけどする可能性があるのでやめた方が良いです。
夏場などはカウルを取っ払ってしまい、ハーフカウル状態にしてしまえば多少は変わるのかもしれませんが、試すかについてはもう少し様子をみてからにしたいと思います。
まとめ
初期型GSX-R1000(K1)は1000ccのスーパースポーツバイクなので、公道では扱いきれないパワーとスピードがでるため、令和でも十分楽しめるバイクだと思います。
アクセルワークはシビアなため、最初はスロットルのコントロールは難しいと感じますが、慣れればとくに難しいことはありません。
車両価格についても、20年以上前のバイクであるため、性能を考えるとだいぶ下がっている印象なので、気になった方は購入を検討してみてください。