一見すると新しい車のように見えるGRBも、製造から約15年が経過し、走行距離は約10万キロに達しています。
そのため、塗装の劣化や細かな傷が徐々に目立つようになってきました。
走行していれば塗装の劣化や傷は避けられないものなので、普段はあまり気にしないようにしています。
ただ、ガレージで愛車を眺めるときや、友人・家族を乗せる際には、できるだけ綺麗な状態にしておきたいと思い、こまめな洗車やKeePerのコーティングなどを試してきました。
KeePerのコーティングは効果を実感でき、車体を美しく保つことができましたが、オプションを追加すると費用がかさむ点がネックでした。
そこで以前からDIYで施工できるコーティング剤を探していたところ、今回タイミングよくHID屋のガラスコーティングを試す機会がありましたので、ご紹介します。
お勧めポイント
- 施工が簡単
- 1時間で硬化するため、施工後の待ち時間が少ない
- 鏡面のような仕上がりになり、車体に光沢がうまれる
- 高い撥水効果
気になるポイント
とくになし
メーカー様から商品を提供いただき、記事を作成しています
メンテナンスの記録
- 作業日:2025年3月
- 走行距離:99,236km
仕様について
仕様については以下です。
仕様
- 成分:オルガノシラン、パラフィン系溶剤
- 内容量:25ml
開封
同梱品については以下です。
同梱品
- ガラスコーティング剤
- マイクロファイバー タオル×2枚
- アプリケーター×3個
ガラスコーティングの施工
step
1洗車
ガラスコーティングを施工する前に洗車と鉄粉落としをします。
使用している洗車用品については、以下の記事で紹介しています。
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洗車後、マイクロファイバータオルで水滴をしっかり拭き取ります。
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2鉄粉落とし
ボディに鉄粉が付着したままガラスコーティングすると、表面がボコボコになってしまったり、ムラになってしまう原因になるなど仕上がりに影響があるため、鉄粉を除去してなるべくキレイな状態にします。
今回鉄粉除去に使用したのは、KeePer技研の「コーティング専門店の鉄粉クリーナー」です。
鉄粉クリーナーを使用して、鉄粉除去後に再度洗車をしてからマイクロファイバータオルで拭き上げます。
これでガラスコーティングするための事前準備が完了です。
step
3ガラスコーティング
付属のアプリケーターにコーティング剤を含ませて、車体をコーディングします。
注意ポイント
コーティング剤をつけすぎないように注意してください
コーティング剤を含ませたアプリケーターで、薄く塗り広げます。
この際に、20cm~40cm四方でコーティングしていき、終わったら付属のマイクロファイバータオルで拭き上げるを繰り返して、ボディ全体をコーティングします。
ボディ全体のコーティングが完了したら、1時間放置して完成です。
使用した感想
光沢感のある鏡面に仕上がる
■ガラスコーティング前
■ガラスコーティング後
ガラスコーティング前後を比較するとボディへの映り込みの違いがよくわかると思います。
ガラスコーティング前はボディへの映り込みがボヤっとしていますが、ガラスコーティング後はボディへの映り込みが鏡面のようになっており、輪郭がはっきりとしています。
年式が古い車なので、全体的に塗装がくすんでいる状態でしたが、ガラスコーティングをしたことによって、塗装の輝きが少し戻りました。
友人や家族を車に乗せた時にコーティングの話はしていませんでしたが、変化に気が付いてもらえたので、ガラスコーティングしたことによる効果は高かったと思います。
撥水効果が高い
大雨が降っている時に走行して、ガレージに車をしまった時に車体の表面を確認したら、水滴が粒でまとまっており、しっかり水を弾いてくれていました。
撥水効果があるため、雨が降った際に水を弾くのはもちろんですが、汚れが車体につきにくくなることや、洗車時にシャンプーや水が流れやすいので洗車が楽になります。
簡単に施工できる
HID屋のガラスコーティング剤は施工がシンプルで簡単なことが特徴です。
施工手順
- 普段と同じように洗車して水気を拭き取る
- 付属のアプリケーターにガラスコーティング剤を含ませて車体を磨く
- マイクロファイバータオルで拭き取る
- 硬化するまで1時間待つ
今回が初めてDIYで行ったガラスコーティングなので他メーカーのガラスコーティング剤との比較はできませんが、複数の液剤を使用する必要がなく1液だけで完結することや、液剤がよく伸びるので施工がしやすいです。
まとめ
以前から気になっていた車の塗装の劣化は、経年によるものと諦めていましたが、今回の施工によって輝きが戻り、ガラスコーティングの効果を実感することができました。
公式サイトによると、約3年間の耐久性があるとのことで、しばらくは綺麗な状態を保てそうです。
価格はやや高めですが、専門店で施工する場合に比べて費用を半分以下に抑えられるうえ、3年間の耐久性を考慮すれば、1年あたりのコストはむしろ割安だと感じます。
ガラスコーティング剤が少し余ったので、バイクのタンクにも試してみようと思います。