2024年にS2000(AP1)を購入してから、毎週末のドライブに使用しています。
もともと、普段使いできる実用性や積載性を考えてGRBインプレッサに乗っていて、燃費が悪い以外は大きな不満はありませんでした。
ある時、たまたま立ち寄った中古車屋にS2000が置いてあって、試乗させてもらった時にインプレッサとは違うエンジンレスポンスや車体の軽快さ、見た目のかっこよさに惹かれて、悩みながらも購入しました。
お金はかかりましたが、購入してよかったって心から思えるぐらい気に入っている愛車です。
この記事では、S2000の特徴と僕自身が気に入っているポイントについて紹介します。
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令和にS2000を購入した理由
元々スバルのインプレッサが好きで、今はGRBに乗っていて以前はGDBに乗っていました。 GRBを購入した理由や気に入っているポイントについては以下の記事でも紹介していますが、積載性があることや雪道でも ...
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使用用途
S2000は主に以下の用途で使用しており、通勤では使用しないため、週末や祝日に年間で約3~5000キロ走ります。
S2000の用途
- 月に数回のドライブ(1日で約200km)
S2000の特徴と走った感想
ショートストロークシフト
S2000にはオートマ車がなく、マニュアル車しか発売されていないため、クラッチとシフト操作は必須です。
基本的な操作として道路状況に合わせて1速から6速まで順番にシフトアップ・ダウンを繰り返していくことになりますが、その際のシフト操作がショート気味なので、スコスコと気持ちよい操作が可能です。
GRBでは気になるシフトストロークの遊びがS2000では気にならないため、マニュアル車の楽しみであるシフト操作を楽しめるのはS2000の方が上だと思います。
また、クラッチもGRBに比べれば軽いため、足の疲れも抑えられるので、長時間運転していても疲れにくいことも特徴です。
VTEC特有のエンジンフィーリング
アクセルを踏んだ時のエンジンレスポンスの気持ちよさもS2000の特徴です。
GRBの場合、ターボ車ということもありますが、アクセル踏んでいるとトルクを感じるエンジンの回り方をし、S2000の場合、NA車ということもあり、スムーズな吹け上りがよいエンジンの回り方をします。
S2000で搭載されているVTECエンジンは6000回転を超えると低中速用のカムから高速用のカムに切り替わり、低い音から甲高い音へ変わり、なんともいえない高揚感包まれます。
街中だと6000回転以上回せませんが、峠や高速などでエンジンを回すと気持ちよいため、シフトアップするのを止めてついつい余計に回してしまいます。
ハンドリング応答
足回りが社外品に交換されているのでノーマル状態ではありませんが、ハンドルの応答とタイヤの応答のつながりが分かりやすく、自分の思うように車の操作ができるので、峠を走る時や高速での車線変更など、気持ちよく走れます。
自動運転などのコンピュータによる制御がないことにより、自分で車を操作している感覚を持って運転できるため、ドライブがより楽しいです。
オープンにできる
オープンにして走れることもS2000の特徴です。
雨の日や夏の暑い日はオープンにして走れませんが、春や秋などの過ごしやすい季節にオープンにして走ると気持ちよいです。
今までオープンカーに乗ったことがなく、S2000を購入して初めて体験しましたが、バイクで走る時のように、外のニオイや風などの自然を感じることができ、開放感があります。
帆の開閉についても手動で天井のロックを外してボタン操作でできるため、簡単です。
まとめ
S2000は操作する楽しさや、エンジンのフィーリングなど面白さが詰まった車です。
最近の現行車の方が、馬力や運転の快適性は高いと思いますが、個人的にはそれ以上に価値のある車だと思います。
初期に生産された車だと発売されてから25年以上たっていて、車体数もこれから減ってくると思うので、このタイミングで購入できてよかったです。