先日GRBの各種バルブをLED化したことで、夜間走行時の視認性向上や、ドレスアップ効果、消費電力を抑えられるなど数多くのメリットがあったため、もう一台の愛車であるS2000についても全面的にLED化しました。
愛車のS2000はAP1(初年度登録2000年)で過去に複数回オーナーが変わっていることもあり、バルブ交換のメンテナンス履歴が分からないため、走行中のトラブルを避けるためにもバルブを全て新品に交換したいと思っていたこともLED化する理由の一つです。
LED化するにあたって利用したバルブについては、GRBで利用実績があって安心して使用できるHID屋のLEDバルブにしました。
GRBをLED化した際にHID屋のバルブ性能や特徴については詳しく紹介しているため、記事をフロントとリア周りの2部構成にして主にバルブの交換方法や交換した感想などについて紹介します。
この記事ではS2000のLED化第一弾として、リア周り(ウィンカー、テール・バックランプ)のLED化について紹介します。
お勧めポイント
- リア周りのバルブ交換の場合、ボルトオンで交換可能(作業が簡単)
- 圧倒的に明るい
- 車検に対応している
気になるポイント
とくになし
メーカー様から商品を提供いただき、記事を作成しています
メンテナンスの記録
- 作業日:2025年5月
- 走行距離:131326km
仕様について
仕様については以下です。
LEDウインカー パーフェクトステルス アンバー 1000lm
- バルブ形状:T20/T20ピンチ部違い/S25 150°(ピン角違い) / 180° 無極性
- 明るさ:1000lm(ルーメン)
- サイズ:45mm x 20mm
- 色:アンバー
- 消費電力:29W
- 電圧:12V車対応/ハイブリット車対応※24V車非対応
ヘッドライト級に明るい バックランプ 爆光 14390lx
- バルブ形状:T20
- 明るさ:14390lx
- ケルビン数:6500k(ホワイト)
- LEDチップ:特注の明るいLEDチップ 49基搭載
- 電圧:12V※24V非対応
- 消費電力:28.8W
LEDブレーキ・テールランプ 全方向美しいレッド 49連SMD 1100lm
- バルブ形状:T20 フラットピンダブル
- 明るさ:1100lm
- LEDチップ:49基搭載
- 電圧:12V車専用/ハイブリッド車対応/アイドリングストップ車対応
- 消費電力:22W(2球)/ 11W(1球)
- サイズ:バルブ長さ 45mm / 発光部分 25mm(長さ) x 20mm(幅) / ソケット部分幅 15mm
LEDポジション・ナンバー・ルームランプ 爆光1930lx
- バルブ形状:T10 ウェッジ球 極性あり
- 明るさ:明るさ1灯あたり1930lx(ルクス)
- カラー:6500K(ホワイト)
- LEDチップ:特注の明るいLEDチップ16基搭載
- 電圧:12V
- 消費電力:9W / 1球 4.5W
開封
LEDウインカー パーフェクトステルス アンバー 1000lm
同梱品については以下です。
同梱品
- LEDバルブ×2
- 取扱説明書×1
ヘッドライト級に明るい バックランプ 爆光 14390lx
同梱品については以下です。
同梱品
- LEDバルブ×2
- 取扱説明書×1
LEDブレーキ・テールランプ 全方向美しいレッド 49連SMD 1100lm
同梱品については以下です。
同梱品
- LEDバルブ×2
- 取扱説明書(製品保証書)×1
LEDポジション・ナンバー・ルームランプ 爆光1930lx
同梱品については以下です。
同梱品
- LEDバルブ×2
- 取扱説明書×1
交換方法
step
1トランクの内装を外す
リア周り(ウィンカー、テール・バックランプ)のバルブを交換するためには、内張りを止めているリベットを外します。
リベットは外しにくいので、「カークリップはずし」などを使用すると簡単に外せます。
step
2ウィンカーバルブの交換
内装を外せばバルブにアクセスできます。
ウィンカーバルブを外して状態を確認すると表面の塗料が剥がれて、劣化していました。
もしかしたら、25年間一度も交換されていないのかもしれません。
「LEDウインカー パーフェクトステルス アンバー 1000lm」とハロゲンバルブを比較すると大きさはほぼ一緒です。
左にひねって取り外して、逆の手順で交換すれば完了です。
step
3バックランプの交換
ウィンカーバルブと同様の手順で交換します。
バックランプを確認するとすでにLEDバルブになっていましたが、メーカー不明なことや前オーナーがいつ交換したか不明のため、交換しました。
「ヘッドライト級に明るい バックランプ 爆光 14390lx」ともともと装着されていたLEDバルブを比較すると大きさはほぼ一緒です。
step
4ブレーキ・テールランプの交換
ブレーキ・テールランプについても、ウィンカーバルブと同様の手順で交換します。
「LEDブレーキ・テールランプ 全方向美しいレッド 49連SMD 1100lm」とハロゲンバルブを比較すると大きさはほぼ一緒です。
step
5ナンバー灯の交換
マイナスドライバーなどの先の細いものを差し込んで、ナンバー灯のカバーを外します。
交換前のバルブを引き抜きます。
逆の手順でLEDバルブに交換します。
「LEDポジション・ナンバー・ルームランプ 爆光1930lx」とハロゲンバルブを比較すると大きさはほぼ一緒です。
step
6動作確認
全てのバルブ点灯確認後、内張りを元に戻します。
使用した感想
とにかく明るい
ハロゲンバルブからLEDバルブに交換することによって、どのくらい明るくなるかについては以下記事の各リンクで紹介しているため、省略しますが、見た瞬間に効果を体感できます。
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【GRB】バルブ形状と全てLED化実施(LED化計画総集編)
2025年に入ってからGRBのLED化計画を進めてきて、先日ひと段落つきました。 現行車にはLEDバルブの装備が当たり前になってきていますが、2011年式のGRBで使われているのはHIDやハロゲンバル ...
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車やバイクのカスタムの中には、交換しても性能が変わらないものや、逆に劣化してしまうものなど数多くありますが、ハロゲンバルブからLEDバルブへの交換は効果を体感できます。
交換することによって見た目の印象を変えること以外にも、LEDバルブはハロゲンバルブよりも明るいため、後続車のドライバーは前方に注意を払いやすくなることや、瞬時に発光する特性から追突事故の予防などにもつながります。
消費電力を抑えられる
LEDバルブはハロゲンバルブやHIDよりも消費電力を抑えられるため、バッテリーへの負荷を抑えられます。
通常走行していれば、エンジンの回転数に合わせてオルタネーターで発電できますが、アイドリング中は発電量が低いため、バッテリー上がりのリスクがあります。
1つ1つのアクセサリーの消費電力が低くても、エアコンやカーナビ、灯火類など電力を消費するアクセサリーが車には数多く装備されているため、消費電力を抑えるひとつひとつの積み重ねが大切です。
LEDバルブに交換することで、バッテリー上がりや消耗へのリスクを少し抑えられます。
古い車やバイクの場合は点検必須
車検も問題なく通過しておりバルブの玉切れはありませんが、ウィンカーバルブの塗料が剥がれていてかなり劣化している状態でした。
中古で車両を購入していて前オーナーのメンテナンス履歴が分からない場合は、一度点検してみることが大切です。
古い車に乗っていてLEDバルブが使われている場合、前オーナーが交換している可能性が高いですが、ハロゲンバルブが使われている場合は未交換の可能性があるため、走行中のトラブルを防ぐためにも早めに交換しておいた方がよいと思います。
まとめ
S2000のリア周り(ウィンカー、テール・バックランプ、ナンバー灯)LED化は簡単にできます。
初期型S2000(AP1)の場合、製造されてから20年以上経過しており、純正品から1度もバルブ交換されていない場合は、交換がおすすめです。
交換する際は純正のハロゲンバルブの方が価格は安いですが、光の明るさや耐久性を考えるとLED化がお勧めです。