スマートモニターやスマートフォンの普及によって、ヘルメットにBluetooth スピーカーを付けてナビの音声や音楽を聞いたり、インカムで会話しながらツーリングする人が増えてきたと思います。
僕自身も10年前にインカム(SENAのSMH5-FM)を購入したことがあり、ナビの音声やラジオを聞いていましたが、道を覚えてしまったことやFMラジオを聞かなくなってしまったこともあり、購入してから1年程で手放してしまい、それからはインカムを使用していませんでした。
最近になって、スマートウォッチのナビを使用する機会が増えたことや、以前より安価にヘルメット用のスピーカーが購入できるようになって性能も上がっていることから、Amazonで口コミ件数が多く評判がよかったNikoMakuのヘルメット用ヘッドセット(M1)を購入したので紹介します。
お勧めポイント
- Bluetooth 5.2に対応しているため、接続が早く安定している
- 十分聞き取れる音質
- バッテリーが1日もつため、長距離ツーリングでも困らない
- 設置が簡単にできる
- コストパフォーマンスが高い(価格が安い)
気になるポイント
- グローブをしているとボタンの操作がしにくい
- 充電端子がMicro USB なので規格が古い(USB Type-Cに対応しているとよかった)
仕様について
仕様については以下です。
仕様
- Bluetoothバージョン:Bluetooth 5.2(Dual-mode Bluetooth)
- CVC騒音処理:対応
- 内蔵バッテリ容量:250mah
- 利用時間:連続再生10時間、待機400時間、充電1~2時間
- イヤーパッドサイズ:直径4cm、厚さ1cm
開封
同梱品については以下です。
同梱品
- スピーカー本体
- 説明書
- 充電ケーブル
- 取り付け用マジックテープ
設置
今回設置に使用するヘルメットは、SHOEIのZ-7です。
風切り音の侵入を防ぐ着脱可能なイヤーパッドがあるので、外します。
スピーカーを取り付けるのにちょうどよい溝があるので、付属のマジックテープを貼り付けます。
内装の裏に配線を通しながら、マジックテープにスピーカーを貼り付ければ完成です。
現状は、風切り音の侵入を防ぐ着脱可能なイヤーパッドを取り外して使用していますが、風切り音が気になれば対策を考えたいと思います。
使用した感想
ストレスなく普通に使える
3000円前後で購入できるスピーカーのため、スマートフォンとのBluetooth接続がストレスなくできるかや、音が聞き取れるのかなどの心配がありましたが、問題なく快適に使用できます。
比較的最新の規格であるBluetooth 5.2に対応しているため、事前にペアリング設定しておくことにより、スピーカーの電源をいれればすぐにスマートフォンと接続ができ、ナビの音声や音楽を聞けます。
気になる音質はドンシャリ感強めで一般的な完全ワイヤレスイヤホンと比べると音質がよいとは言えませんが、ツーリングで使用するなら個人的には十分な音質はあります。
充電方式がMicro USBなのでイマイチ
充電端子が2025年現在では採用が減っているMicro USBです。
個人的には現在主流のUSB Type-Cの方が使い勝手がよいので残念に感じたポイントですが、連続再生10時間、待機400時間あるため、ケーブルを持ち出してツーリング先で充電する必要はないので、困ることはありません。
ガレージにMicro USB用のケーブルを1本用意しておくだけなので、充電端子がMicro USBで困ることはありません。
グローブをしていると操作がしにくい
ヘルメットの口元に設置したマイクに音量調整や電源ボタンがあり、操作する際はヘルメットの中に手を入れる必要があるため、グローブをしていると操作がやりにくいです。
しかし、1度音量を決めてしまえば音量を操作することがないことや、ツーリングしながら電話することはないので、とくに実運用で困ることはありません。
インカムの場合だとヘルメットの外側に粘着テープなどで固定をする必要がありますが、外側に機器が見えないことによりスッキリとしているので気に入っています。
まとめ
最初は低価格(3000円前後)なので音質や接続できるか心配でしたが、十分ツーリングで不満なく使用できるため、今ではコストパフォーマンスが高い製品で気に入っています。
ソロツーリングがメインで会話することがなくナビの音声や音楽などを聞ければよい場合、NikoMakuのヘルメット用ヘッドセット(M1)は3000円前後で購入できるため、選択肢としてお勧めです。