
ガレージライフに憧れ、マイホームの建築と同時にイナバガレージの「GARADIA(ガレーディア)」を建てました。
土地や家の配置は、ガレージを中心にプランニングし、今では週末になると、バイクや車のメンテナンスを楽しむ、理想のガレージライフを満喫しています。
そんなガレージを建てる際に悩んだのが、シャッターを「電動」にするか「手動」にするかという点でした。
最終的には「手動シャッター」を選びましたが、この記事では、なぜ電動シャッターを導入しなかったのか、その理由をお伝えします。
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電動シャッターを導入しなかった理由
導入費用とメンテナンス費用を抑えたかった
ガレージを建てた当時の話です。電動シャッターを1カ所導入するには約20万円の費用がかかり、我が家は3連棟のため、シャッターだけで約60万円が必要でした。
さらに、電動シャッターを動かすには電源が必要となるため、別途電気工事も必要になり、追加費用が発生します。
導入後も定期的なメンテナンスが必要で、シャッターに使われているモーターには寿命があるため、故障時には交換が必要になります。
このように、初期費用だけでなくランニングコストもかかるため、導入費用と維持費の両方をできるだけ抑えたいと考えていました。
ちなみにですが、電動シャッターを導入することで固定資産税も上がります。
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シャッターを開ける頻度が低い
我が家では、車やバイクをガレージから出すのは主に週末で、平日はガレージ横に設けたドアから出入りしています。
そのため、使用頻度を踏まえると、電動シャッターの必要性は低いと判断しました。
電動シャッターにすれば、開閉時のガラガラという音を抑えることができます。
毎日使用する場合は、騒音が近隣の迷惑になる可能性もありますが、我が家では週末のみの使用が中心のため、その点もあまり気になりませんでした。
もし毎日通勤でガレージを使い、シャッターの開閉頻度が高ければ、導入を検討していたと思います。
シャッターが開かなくなるトラブルを避けたかった
電動シャッターは故障すると手動での開閉が困難になるため、不測の事態に備えたいという思いもあり、我が家では導入を見送りました。
幸い、我が家ではガレージの横に出入り用のドアをあらかじめ設けていたため問題はありませんでしたが、メーカーの担当者によれば、電動シャッターを導入する際には、故障時に外へ出られなくなるリスクを考慮し、非常口としてのドア設置が必須とのことです。
必要になれば後付けができる
もちろん費用はかかりますが、電動シャッターが必要になった場合は、後からでも業者に依頼して設置することが可能ですし、自分で取り付けられるDIY用の電動化キットも市販されています。
現在は週末しか車やバイクに乗らないため、電動シャッターのメリットはそれほど大きくありません。
ただ、今後毎日車を使うような生活スタイルに変わった場合には、必要に応じて後付けすればよいと考えたことも、今回導入を見送った理由のひとつです。
まとめ
ガレージライフを楽しむうえで、シャッターを電動にするか手動にするかは悩みどころでしたが、我が家の場合は「費用面」「使用頻度」「故障時のリスク」「後付けの柔軟性」といった点を踏まえ、最終的に手動シャッターを選びました。
今のライフスタイルでは手動でも十分に快適に使えており、必要になれば後から電動化できる選択肢があることも安心材料のひとつです。
ガレージを検討されている方は、日々の使い方や将来の変化も視野に入れて、無理のない選択をされると満足度の高いガレージライフにつながると思います。