雑記

実体験を元にしたオープンカーに乗っていて感じるメリット・デメリット

週末には主にオープンカー(S2000)に乗っており、仕事のことを忘れて非日常を味わえる、かけがえのない時間を過ごしています。

ただ、2シーターのため人や荷物を載せるには制限があり、日常使いには不便な面もるため、実用性を補うために普通車(インプレッサ)も併用しています。

今回は、一般的な乗用車と比較した際のオープンカーのメリット・デメリットについて、実体験をもとに紹介します。

オープンカーのメリット

自然を感じられれる解放感

帆をオープンにして走ると、視界が一気に広がり、まるでバイクで走っているときのように、海や山の自然の香りを直接感じられます。

夏は暑く、冬は寒いので決して快適とは言えない環境かもしれませんが、風や光、匂いを全身で受け止めながら走る感覚は、バイクで走っている時と近いものがあります。

特別なドライブができる

僕自身、家族との暮らしがあり、買い物の荷物を乗せたり、送り迎えなどもあるため、普段はインプレッサを使っています。

だからこそ、オープンカーでひとり、あるいは愛犬のGOROと一緒に走る時間は、贅沢で特別なひとときです。

とくにS2000で走っていると、軽量な車体による軽快な走りと、鋭いアクセルレスポンスが相まって、心地よいドライビングが楽しめます。

仕事や家庭のことをすべて忘れて、ただ風を感じたり、景色を眺めながら走るそんな時間を過ごせるのも、オープンカーならではの魅力だと思います。

かっこよさと所有欲を満たせる

走る時間だけが愛車との特別な時間ではありません。

ガレージや駐車場で、ただ眺めているだけでも、心が満たされるようなひとときを過ごすことができます。

僕の場合、仕事終わりの夜にコーヒーを片手にガレージへ向かい、静かに愛車を眺める時間が何よりの癒しです。

エンジンをかけるわけでもなく、ただそこにある愛車や、過去のドライブの記憶を思い出しながら過ごすその時間は、日常の喧騒から少しだけ離れられる、心のリセットのようなもの。

とくにS2000のような車は、眺めているだけでも美しさと機能美が感じられ、所有する喜びを改めて実感させてくれます。

走る楽しさはもちろんですが、こうした“止まっている時間”にも、オープンカーならではの魅力が詰まっている気がします。

オープンカーのデメリット

音声が聞こえにくい

オープンにして走る特性上、マフラー音や走行音がダイレクトに車内へ入ってくるため、スピーカーの音や助手席の人との会話が聞き取りにくくなることがあります。

これは構造上どうしても避けられない部分なので、会話を楽しみたい方や音楽をしっかり聴きたい方にとっては、少し不向きかもしれません。

また、オープンカーは車内の音がそのまま外にも漏れやすいため、プライベートな会話や音楽の音量にも少し気を配る必要があります。

周囲の視線は気になる(車内が丸見え)

オープンにして走っていると、どうしても車内が丸見えになります。

とくにS2000のように車高が低い車だと、SUVやトラックなど車高の高い車からは車内がよく見えてしまうため、車内をきれいに保つことや、見られたくないものはあらかじめトランクにしまっておくなどの配慮が必要です。

また、交差点などで停車しているだけでも、オープンカーという珍しさから歩行者の視線を集めることがあります。

目立つことが苦手な方にとっては、少し気になるポイントかもしれません。

帆を定期的に交換/メンテナンスが必要

オープンカーという特殊な構造上、帆(ソフトトップ)は定期的な交換が必要になります。

交換時期は、使用頻度や保管環境によって異なりますが、最近の物価高騰の影響もあり、S2000の場合は工賃込みで約20万円ほどかかるのが現状です。

車種によって費用は変動しますが、オープンカーは一般的にランニングコストが高めになる傾向があります。

購入時だけでなく、維持費も含めて検討しておくことが大切です。

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まとめ

オープンカーに乗ることで、日常では味わえない特別な体験ができます。

一方で、2シーターであることや、積載量が限られるなど、不便な面もあるのが事実です。

車の使い方はライフスタイルによって大きく異なるため、オープンカーが誰にでも最適とは言えません。

ただ、走ることそのものを楽しめる“面白い車”であることは間違いないので、少しでも気になった方は、まずはレンタルなどで一度乗ってみるのがおすすめです。

実際に体験してみることで、自分に合うかどうかが分かると思います。

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