2024年の夏くらいから、GSX-R1000でツーリング中に時々FIランプが点灯したり消えたりしていたので、何かしらの不具合が発生していることに気が付きました。
SUZUKIのバイクには、ディーラーモードと呼ばれる故障診断ができるモードが用意されているので自分で故障診断した結果、-C46(エキゾーストコントロールバルブ)のエラーでした。
時々FIランプが点灯するくらいで走行に大きな影響はないため、放置していましたが、2025年になってから常時FIランプが点灯するようになってしまい走行中に気になるので、対策を検討することにしました。
この記事ではSUZUKIのバイクで、FIランプが点灯した際にディーラーモードに切替えて故障診断する方法について紹介します。
※C46エラーの対策については、別の記事で紹介する予定です
ディーラーモードに切替える方法
ポイント
- ディーラーモードに切替るためには、「ディーラーモードFIコードライトスイッチ 」を使用する方法と、針金などを使用して短絡させる方法の2種類ありますが、今回は簡易的な方法である短絡させる方法を使用しました
- ディーラーモードFIコードライトスイッチを使用する場合は、4ピンカプラー(09930-82710)と6ピンカプラー(09930-82720)の2種類あるので、自分のバイクに合わせたものを用意する必要があります
step
1カウルの取外し
カウルの内側にディーラーモードに切替えるためのカプラーが用意されているので、まずはシートを外します。
六角レンチでボルトを外します。
テールランプのカプラーを外してから、テールカウルを外します。
step
2ディーラーモードに切替える
左側にディーラーモードに切替えるための4ピンカプラーがあるので、カバーを外します。
赤線と黒線を短絡させます。
短絡させるためのケーブルを制作します。
カプラーに作成したケーブルを差込み、短絡させることで、ディーラーモードに切替えられます。
step
3故障診断
故障がない場合は、メーターに「-C00」と表示されます。
故障がある場合は、エラーコードが表示されます。
今回は、「-C46」というエラーコードが表示されていました。
まとめ
カプラーにアクセスするためにカウルを外したりなど、手間はかかりますが、簡単にディーラーモードに切替えることができます。
エラーコードの内容によっては、自分自身で対応できる場合もあるので、気になった方は試してみてください。