自宅で使用しているWi-Fiがガレージまで届かないため、自宅の室内からイナバガレージまでLANケーブルを配線しています。
配線したLANケーブルに接続するWi-Fiルーターを探す際にガレージの中で使用するため、室温や湿度など過酷な使用環境であることを考慮して屋外用のものを探していましたが、価格が高いのでなかなか購入に踏み切れずにいました。
ガレージでWi-Fiを使用する頻度が高くないことや、Wi-Fi 7などの高速通信は不要など、条件や必要な機能を整理しながら製品を選んだ結果、バッファローWi-Fiルーター(WCR-1166DHPL/N)を見つけて購入したので紹介します。
お勧めポイント
- 動作が不安定になることなく、安定した通信が可能
- 3500円前後で購入できるため、価格が安い
- セットアップが簡単
- Wi-Fiの設定画面が分かりやすいので、カスタムしやすい
気になるポイント
とくになし
仕様について
仕様については以下です。
仕様
- 無線LANインターフェース(5GHz):IEEE 802.11ac、11n、11a
- 無線LANインターフェース(2.4GHz):IEEE 802.11n、11g、11b
- 有線LANインターフェース(LANポート):最大1Gbps(1G/100M/10Mbps)×3
- 有線LANインターフェース(INTERNETポート):最大1Gbps(1G/100M/10Mbps)×1
- 端子形状:RJ-45型 8極
- 電源:AC100V 50/60Hz
- 消費電力:9.1W(最大)
- 外形寸法(幅×高さ×奥行):55×159×130mm(付属品および突起物を除く)
- 質量:約249g(製品本体のみ)
- 動作保証環境:温度0〜40度、湿度10〜85%
開封
同梱品については以下です。
同梱品
- 本体
- LANケーブル(50cm)
- ACアダプター
- 取扱説明書
- 保証書
設定を変更している内容
ブリッジモード/APモード
自宅のWi-Fiルーターから有線ケーブルで今回購入したWCR-1166DHPL/Nに接続しているため、ブリッジモード/APモードに設定しています。
スイッチを切り替えるだけのため、設定変更は簡単です。
ANY接続オフ
ガレージでWi-Fiルーターを使用するため、通行人や近所の住人などにSSIDを見られてしまうことにより、セキュリティ上のリスクがあるので、ANY接続をオフにしています。
Wi-Fiを検索する際に手動で行う必要がありますが、毎回Wi-Fi設定するものではなく、1度のみの設定になるため、とくに不便だと感じることはありません。
SSID変更
以下の理由からSSIDについてもデフォルト設定から変更しています。
SSIDをデフォルトから変更している理由
- ANY接続をオフにしているため、SSIDを手動入力する必要があるので、覚えやすいものにしておきたい
- SSIDに機種名などが含まれているため、デフォルト設定だとセキュリティのリスクがある
使用した感想
安定して通信できる
対応している規格が最新規格のWi-Fi 7と比較すると少し古いWi-Fi 5(11ac)になるため、WCR-1166DHPL/Nの最大転送速度は866Mbpです。
最新のWi-Fiルーターと理論値を比較すると少し物足りない転送速度ですが、実測で計測した結果620Mbpsの速度はでているため、日常使いでは困らない十分な速度はでているので、個人的には十分だと思います。
実際にガレージでWEBサイトの閲覧や、動画のダウンロード・閲覧などをしてもとくに遅延を感じることなく快適に使用できています。
有線LANポートは少なめ
有線接続で使用できるポートが3ポートしかないため、有線接続をメインで使用する方は物足りなく感じるかもしれません。
最近は無線接続が主流で、有線接続を使用する機会は少なくなりましたが、オンラインゲームなどで安定した通信が必要になる場合には有線接続が必要です。
ガレージでは無線接続のみの使用になり、有線接続は使用しないため、今のところ困ることはありません。
スタンドは一体型
Wi-Fiルーターを立てるためのスタンドは一体型になっているため、取り外すことはできない構造になっています。
本来の使い方ではありませんが、ガレージの天井近くにWi-Fiルーターを設置する際に、落下防止のためにスタンドのすき間にタイラップを通して固定できるようになっているので、便利です。
コストパフォーマンスがよい
ガレージで使用するため、室温や湿度が過酷な状況で使用することになるため、故障のリスクも高くなるので、価格をなるべく抑えたいと思っていました。
そのため、最新規格に対応していることや多機能な製品を選ぶよりは、最低限のことができて、なるべく価格が抑えられることを重視していました。
上位機種と比較するとWi-Fi規格が最新に対応していなかったり、有線ポートが少ないなどありますが、Amazonで3500円以下で購入できるため、コストパフォーマンスは高いと思います。
まとめ
接続も安定していて通信速度もしっかりとでているので、YouTubeなどの動画を見たり、撮影した動画のクラウドへのアップロードなど不満なくできます。
長期間使用していないので耐久性については不明ですが、個人的に満足しています。
コストパフォーマンスで考えたらお勧めできるWi-Fiルーターだと思うので、気になった方は試してみてください。