週末はさまざまな場所にドライブすることが多いため、事故や違反をしないためにレーザー&レーダー探知機を設置しています。
設置することにより交通違反を防げたり、事故に合わなければ安い買い物だと思っており、過去に何度もレーザー&レーダー探知機があったことで救われました。
GRBではユピテルのGS403を使用していますが、S2000にはレーザー&レーダー探知機をまだ設置していなかったため、探していたところ、2024年のブラックフライデーでユピテルのA1100Lを安く購入できたので紹介します。
レーザーとは
レーザ光を使用する方式で、高精度で近距離向けです
新型のオービスで使われており、オービス本体をコンパクトにできるため、生活道路などで移動式として使われています
レーダーとは
レーダ波を使用する方式で広範囲向けです
幹線道路や高速道路などに設置してあるオービスなどが該当します
ポイント
今回紹介するA1100Lは、A1100と同等モデルです
A1100Lの主な違いは、簡易パッケージになっていることや取扱説明書が付属しないことです
お勧めポイント
- 操作がサクサクしている
- Wi-Fi接続することで、PC不要でファームウェアなどを簡単に更新できる
- レーザーとレーダー両方のオービスに対応している
気になるポイント
とくになし
仕様について
仕様については以下です。
仕様
- 外形寸法:106(幅)×60(高さ)×17(奥行)mm
- 本体重量:約120g(microSDカード含む)
- ボディタイプ:ワンボディ
- 表示部:フルカラー液晶ディスプレイ ワイド3.6インチ
- 使用周波数帯:2.4GHz 帯(IEEE802.11 b/g/n 準拠)
- 無線セキュリティ:WEP, WPA, WPA2, WPA3
- 受信周波数 :[GPS部]1.6GHz帯、[レーダー部]Xバンド/Kバンド、[UHF部]336~470MHz帯、[VHF部]154~163MHz帯
- 搭載センサー:G(加速度)センサー、ジャイロセンサー、気圧センサー、照度センサー
- GPS測位衛星:ガリレオ衛星受信、グロナス衛星受信、準天頂衛星受信、SDCM受信、GAGAN受信
- 受信方式: [GPS部] 32チャンネル/パラレル受信方式、[レーダー部] スイープオシレーター式ダブルスーパーへテロダイン方式
- 電源電圧:DC12V (マイナスアース車専用)
- 消費電流: [待機時] 250mA以下、[最大]450mA以下
- 動作温度範囲:-20℃~+85℃ (UHF/VHF部:-10℃~+60℃)
開封
同梱品については以下です。
同梱品
- ダッシュボード取付け用ブラケット×1
- シガープラグコード[L-M型ミニプラグDC12V出力]約4m×1
- 宙吊り取付けステー×1
- 粘着シート×1
- 粘着マット×1
- 両面テープ×1
- microSD力一ド×1
- 保証書×1
取付けとセットアップ
step
1ヒューズから電源取出し
事前作業としてヒューズから電源を取れるようにしました。
使用したのは、エーモンの「ミニ平型ヒューズ電源 10A→5A取り出し 4846」と「 電源ソケット(プラグロックタイプ) 4958」で詳細については、以下の記事で紹介しています。
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step
2取り付け
電源をONにし、DCジャックに付属のシガープラグコードを接続します。
パーツクリーナなどで貼り付ける部分を脱脂してから、付属の両面テープなどを使用して本体を固定します。
固定する際に付属の両面テープだとダッシュボードの材質に合わなかったためか、粘着が弱かったので別途用意した両面テープを使用して貼付けました。
事前にヒューズから電源をとっておいた電源ソケットにシガープラグコードを接続して、電源を取ります。
余った配線などは、ハンドル下にタイラップで固定してまとめれば完了です。
step
3Wi-Fiへの接続
ファームウェアや公開取締情報などを更新するために、Wi-Fiに接続します。
step
4アップデート
手動でファームウェアのアップデートをします。
使用した感想
動作がサクサク
動作がサクサクしているので、初期設定をする際のストレスがほとんどありません。
カーナビのように目的地を設定したり音楽を選曲したりなどの操作はないため、レーザー&レーダー探知機は初期設定をしてしまえばほとんど操作することはありませんが、サクサク設定できる点は気に入っています。
体感になってしまいますが、GRBで使用しているGS403よりも、サクサクしているような気がします。
Wi-Fi接続が便利
A1100Lを購入した1番の理由は、Wi-Fi接続に対応していることにより直接インターネット経由でファームウェアのアップデートや公開取締情報のアップデートができます。
従来の方法だと、パソコンでダウンロードしたファイルをmicro SDカードにコピーしてから本体に差し込んでアップデートする必要があり、手間に感じていましたが、直接インターネットからダウンロードできるため、簡単にアップデートできます。
スマートフォンのデザリングでも接続可能ですが、僕の場合は母屋からガレージにLANケーブルを引っ張っていて、無線LANルーターに接続することで、Wi-Fiを使用できるようにしています。
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あらかじめ自動ダウンロードの設定を有効にしておくことで、ガレージで車のアクセサリー電源をONにすることで各種データが最新情報に更新されるため、常にデータが最新化された状態でドライブできます。
Googleカレンダーへの連携機能
Googleアカウントと連携することで、Googleカレンダーに「走行した日付」「走行時間」「どこまで」「燃費」といった走行記録を登録できます。
OBD2アダプタが必要になるため、まだ試せていませんが、この機能は今後使ってみたい機能のため、OBD2アダプタを購入して試そうと思います。
レーザーとレーダーの両方に対応
A1100Lは従来の幹線道路や高速道路などに設置してあるレーダ式のオービスから、「ゾーン30」と呼ばれる生活区域などの取締まりで使われる小型の移動式オービス(レーザ式)まで、幅広く対応していることが特徴です。
生活圏のみでしか車を使用しない場合、日頃から使い慣れた道路のため、事故多発ポイントなどの危険な場所や取締まりが多い場所を知っているかもれしれませんが、僕はカメラの撮影や、ドライブなどで関東から東北まで走ることが多く、初めて行く場所も多いため、オービスの設置場所や取締りポイントなどを知らない道路を走ることが多くあります。
そういった状況の時にレーザー&レーダー探知機があれば、警告してくれるので、スピードを落としたり注意して運転するきっかけになるため、安全運転するためには必要なツールの1つになっています。
購入してから2カ月前後使用していますが、精度も問題なく、オービスの場所などを知らせてくれます。
違反をしないことも重要ですが、何より事故を起こさないことが重要だと思うので、しっかりと必要な情報を警告してくれるので気に入っています。
場合によっては、両面テープの準備が必要
取付ける場所の材質にもよると思いますが、付属の粘着テープだとS2000のダッシュボードにうまく張り付かなかったため、エーモンの両面テープを別途用意して使用しました。
エーモンの両面テープだとしっかり張り付いたので、取り付ける場所によっては別途両面テープを準備する必要があります。
まとめ
ユピテルのレーザー&レーダー探知機(A1100L)は操作性もよく、レーダとレーザに対応しているため、固定式と移動式両方のオービス情報を知らせてくれます。
交通違反を防ぐだけではなく、ゾーン30規制区域などの注意喚起や、速度警告などの安全運転をするために必要な情報も知らせてくれるため、今では運転に必要なツールの1つになっています。
また、Wi-Fi接続に対応していることで、ファームウェアなどの各種アップデートを自動できるので、手間がかからないことも使い勝手がよくて気に入っているポイントです。