メンテナンス

SUZUKIのバイク(GSX-R1000)でFIランプ点灯時にディーラーモードに切替えて故障診断する方法

2025年2月12日

2024年の夏くらいから、GSX-R1000でツーリング中に時々FIランプが点灯したり消えたりしていたので、何かしらの不具合が発生していることに気が付きました。

SUZUKIのバイクには、ディーラーモードと呼ばれる故障診断ができるモードが用意されているので自分で故障診断した結果、-C46(エキゾーストコントロールバルブ)のエラーでした。

時々FIランプが点灯するくらいで走行に大きな影響はないため、放置していましたが、2025年になってから常時FIランプが点灯するようになってしまい走行中に気になるので、対策を検討することにしました。

この記事ではSUZUKIのバイクで、FIランプが点灯した際にディーラーモードに切替えて故障診断する方法について紹介します。

※C46エラーの対策については、別の記事で紹介する予定です

ディーラーモードに切替える方法

ポイント

  • ディーラーモードに切替るためには、「ディーラーモードFIコードライトスイッチ 」を使用する方法と、針金などを使用して短絡させる方法の2種類ありますが、今回は簡易的な方法である短絡させる方法を使用しました
  • ディーラーモードFIコードライトスイッチを使用する場合は、4ピンカプラー(09930-82710)と6ピンカプラー(09930-82720)の2種類あるので、自分のバイクに合わせたものを用意する必要があります

step
1
カウルの取外し

カウルの内側にディーラーモードに切替えるためのカプラーが用意されているので、まずはシートを外します。

六角レンチでボルトを外します。

テールランプのカプラーを外してから、テールカウルを外します。

step
2
ディーラーモードに切替える

左側にディーラーモードに切替えるための4ピンカプラーがあるので、カバーを外します。

赤線と黒線を短絡させます。

短絡させるためのケーブルを制作します。

カプラーに作成したケーブルを差込み、短絡させることで、ディーラーモードに切替えられます。

step
3
故障診断

故障がない場合は、メーターに「-C00」と表示されます。

故障がある場合は、エラーコードが表示されます。

今回は、「-C46」というエラーコードが表示されていました。

まとめ

カプラーにアクセスするためにカウルを外したりなど、手間はかかりますが、簡単にディーラーモードに切替えることができます。

エラーコードの内容によっては、自分自身で対応できる場合もあるので、気になった方は試してみてください。

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