GSX-R1000のタンクを外すためにフューエルホースを引き抜く際に純正の場合、特殊なロック構造になっているため、外すのが大変です。
最初、外し方が分からず悪戦苦闘して燃料ホースを外すだけで、30分以上かかってしまいました。
燃料ホースはガソリンが流れる重要部品のため、しっかりロックがかかっていて抜けないことが重要ですが、整備性が悪いため、今回アマゾンで購入した社外品のフューエルホースを使用して、ホースバンドで固定する方式に変更したので紹介します。
燃料ホースには複数のサイズがありますが、今回8πを使用しています。
注意ポイント
- 燃料ホースについては、キャプレター用とインジェクション用でホースにかかる圧力が違うため、インジェクション車でキャブレター用のフューエルホースは使用できません
- 自己流のため、真似する場合は自己責任でお願いします
メンテナンスの記録
- 作業日:2025年2月
- 走行距離:36291km
仕様について
仕様については以下です。
仕様
- 内径:8mm
- 外径:14mm
- 長さ:1M
- 耐圧:使用圧力:2MPa(=20BAR)
- 破裂圧力:8MPa(=80BAR)
開封
同梱品については以下です。
同梱品
- 燃料ホース
- ホースバンド ×5
フューエルホースの交換
タンクを固定しているボルトを外すとフューエルホースにアクセスできます。
このグレーのロックを外すことでフューエルホースを取り外すことができますが、このロックを外す作業が大変です。
取り外すとガソリンが少し漏れるため、ペーパーなどを敷いておくことをお勧めします。
購入したフューエルホースを適切な長さにカットして取り付け後、ホースバンドで固定すれば完成です。
使用した感想
タンクの取り外しが簡単になった
純正のフューエルホースの場合、ロック構造が複雑で取り外すのが大変でしたが、交換したことによりプラスドライバーを使用してホースバンドを緩めれば簡単にフューエルホースを取り外すことができるので、ガソリンタンクの脱着が簡単になりました。
タンクを取り外すことで、プラグ交換やエアクリーナーのメンテンナンス、各種配線のメンテンナンスができるので、今後のメンテンナンス性を上げることができます。
今のところ大きな問題はない
純正品から社外品に交換したので、何か問題が起きれば自己責任です。
今のところ、ガソリン漏れやガス欠などの症状は起きていないので大丈夫そうですが、しばらくは定期的な点検をしながら経過観察をしたいと思います。
ホースバンドはホームセンターで購入
付属のホースバンドだと締め付けが弱く抜けてしまうため、ホームセンターで代用品を購入しました。
購入したのは、プラスドライバーで締め付けられタイプのものですが、きつく締め付ければ簡単には抜けないので、気に入っています。
まとめ
フューエルホースという地味な部品の交換ですが、交換したことによって今後ガソリンタンクの脱着が簡単にできるため、効率よくメンテンナンスできるようになりました。
また、製造されてから20年以上交換されていなかった部品なので、このタイミングで交換できてよかったです。
社外品のため、不安要素はありますが、経過観察をしながら様子を見ていきたいと思います。