GoProの内臓マイクでも十分音声をクリアに収録できますが、外部マイクを使用することでより音声をクリアに収録できたり、GoProを設置している場所から離れていても音声を収録できるなど、動画の質を高めることができます。
GoProで外部マイクを使用するためには、以下の2種類の方法があります。
- 3.5mmのオーディオケーブルを使用した有線接続
- Bluetoothを使用した無線接続
ポイント
Bluetoothを使用した無線接続を使用できるのは、HERO12 Black以降のシリーズからです
僕がメインで使用しているGoProは、HERO11 Blackのため、この記事では有線接続で外部マイクを使用する方法と注意ポイントについて紹介します。
GoProで外部マイクを有線接続で使用する方法
変換アダプタを使用する
一番簡単で安く済ませる方法が、USB Type-C端子を3.5mmオーディオジャックに変換するケーブルを使用して、GoPro本体に接続する方法です。
ポイント
給電用のUSB Type-C端子をマイクで使用してしまうため、選ぶ製品によっては給電しながらのGoPro撮影ができなくなるので、GoPro純正マイクアダプター(AAMIC-001)のようにUSB Type-Cと3.5mmオーディオジャックが同時に使用できる製品がお勧めです。
個人的には複数の製品を試してみた結果、以下の記事でも紹介しているGoPro純正マイクアダプター(AAMIC-001)がトラブルなく安定して使用できたので、お勧めです。
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GoProで有線マイクを使用するために純正マイクアダプター(AAMIC-001)は必須【レビュー】
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メディアモジュラーを使用する
GoPro純正のメディアモジューラーを使用することで、3.5mmマイクを使用できます。
価格が少し高いことや、本体サイズが一回り大きくなってしまうことがデメリットですが、外部マイクを使用してもUSB Type-C端子は使用できるため、給電しながら使用できます。
また、コールドシューが2カ所あるため、GoProに外部マイクをマウントしての使用もできます。
注意するポイント
外部マイクを使用する際の3.5mmマイク端子については、大きく分けて2種類の規格があります。(細かく分類すると2種類以上あります。)
ポイント
- 4極ミニプラグ:、スマートフォンやタブレット向けのマイク
- 3極ミニプラグ:PCやカメラ向けのマイク
メディアモジューラーや、GoPro純正マイクアダプター(AAMIC-001)で使用できるのは、3極ミニプラグのため、4極ミニプラグは使用できません。
4極プラグを使用する場合は、4極の3.5mmマイクアダプターを使用する必要があります。
見分ける方法は、購入時に仕様を確認することや、端子にある黒いラインの数で見分けられます。(2本なら3極、3本なら4極)
ポイント
3.5mmマイク端子の規格には大きく分けて3極と4極があるので、混同して使用しないようにする必要があります
まとめ
3極と4極の端子を混同して使用すると、音声が小さくなってしまったり、そもそも音声を収録できません。
3.5mmマイク端子の規格はややこしいことがありますが、覚えてしまえば簡単で、撮影時のトラブルを減らすことができます。
また、大事な撮影時に音声が収録できていなかったトラブルがないように、事前の収録確認は必要です。