先日以下の記事でも紹介しているMASIのミニベロ(MINI VELO CAFFE RACER DROP)を個人売買で購入しましたが、現車確認をしなかったため、想像以上に状態が悪くてメンテナンスしないとまともに乗れない状態でした。
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MASIの少し古いミニベロ(MINI VELO CAFFE RACER DROP)を街乗りのために購入
先日、個人売買でMASIの少し古いミニベロ(MINI VELO CAFFE RACER DROP)を購入しました。 普段はKHSのP-20RCをメインで乗っていますが、盗難のリスク等から街中で気軽に使 ...
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掲載ページの車両説明には不具合はありません等の記載がありましたが、実際の車両を確認するとブレーキはスカスカで利かなかったり、タイヤのチューブがないため空気が入らなかったりと状態が悪すぎたので、個人売買の闇を感じました。
もちろん、たまたま外れを引いただけで、まともな人も多くいると思いますが、個人売買で自転車を購入する際は現車確認は必要だと思いました。
この記事では個人売買で自転車を購入する時に気を付けることや、注意ポイントについて紹介します。
個人売買で自転車を購入する際に気を付けること・注意ポイント
譲渡証明書の有無
譲渡証明書がないと新しい持ち主は防犯登録の登録手続きができないため、譲渡証明書を以前の持ち主からもらえるかについての確認は必須です。
譲渡証明書とは
以前の所有者から新しい所有者に「いつ」「誰から」自動車が譲渡されたことを証明するための書類です。
譲渡証明書のフォーマットは、インターネットで探せば見つけることができますが、参考に「一般社団法人 東京都自転車商防犯協力会」に掲載されているものは以下です。
防犯登録の抹消有無
以前の所有者が防犯登録の抹消を忘れてしまうと、新しい所有者が防犯登録できないため、防犯登録抹消証明が発行されているかの確認は必要です。
防犯登録の抹消がされていない場合、最寄りの交番・警察署や自転車ショップなどの「自転車防犯登録取扱所」で抹消が可能なため、以前の所有者にお願いをする必要があります。
防犯登録の抹消や手続きを怠っていると、警察官の職務質問で引っ掛かり、長時間拘束される可能性もあるので、確認は必須です。
車両状態の現車確認
最近は、オークションやフリマサイトに投稿された写真で車両の現状を確認して、購入する方も多いと思いますが、できれば現車確認をした方がよいです。
僕自身も先日、個人売買で投稿された写真がキレイだったため、現状確認をしないで車両を購入したところ、錆が多かったり、ブレーキがスカスカでまったく乗れる状態ではなかったので、写真だけを信じるのは危険だと改めて感じました。
確認したいポイント
- ブレーキは前後しっかりと利くか
- タイヤの空気は入っているか
- シフトチェンジがスムーズにできるか
- 錆や汚れは少ないか
- 車体にひび等のダメージはないか
購入後のメンテナンス
個人売買で自転車購入後は、そのまま不具合なく乗れたとしても隠れたボルトの緩みやパーツの消耗はあるので、自転車販売店での点検やメンテナンスは念のため、しておくことがお勧めです。
自分自身の経験ですが個人店だとオンラインショップや個人売買で自転車を購入することに対して、あまりよく思っていないところもあるので、点検やメンテナンスをするなら全国チェーン店がよいと思います。
まとめ
個人売買することによって自転車を通常よりも安く購入できますが、新品ではないので各種パーツが消耗しているため、点検やメンテナンスは必要です。
点検やメンテナンス代を考えると新品を購入した方が安い場合もあるので、個人売買だからといって必ず安いわけではないので、注意が必要です。
個人的には個人売買は廃盤になってるモデルを入手したい時や、自分でメンテナンスができる方にはお勧めだと思います。
整備済みの安心して乗れる自転車を安く購入したい場合は、個人売買よりも中古自転車を専門に扱っているお店がお勧めです。