S2000を購入してから各パーツの消耗状況を確認する中で、エアフィルターが汚れていることに気が付いたので交換することにしました。
最初は以前、GPZ900Rでパワーフィルターとして使用していた実績もあるK&Nのフィルターにしようと思いましたが、まずは純正同等製品の性能を確かめてからアップデートしたいと思い、今回MAHLEのエアフィルター(LX5796)を購入しました。
この記事では、エアフィルターの交換方法と交換後の効果について紹介します。
MAHLEとは
1920年に設立されたドイツの自動車部品メーカです。
自動車エンジン用のピストンに強みがあり、ピストンメーカーとしては世界シェアNo.1です。
また、自動車の純正フィルターとしても供給シェアが高いことでも有名です。
お勧めポイント
- 純正品よりも価格が安い
- MAHLEは多くの車メーカーの純正部品としても使われているので、安心感がある
- 作りが純正品と大きく変わらない
メンテナンスの記録
- 作業日:2024年6月
- 走行距離:128590km
仕様について
仕様については以下です。
仕様
- 適合車種:S2000 型式 ABA-AP1・LA-AP1・GF-AP1・GH-AP1
- サイズ:外径187mm 高さ295mm
- タイプ:湿式(ビスカス式)
- 純正品番:17220-PCX-003
開封
同梱品については以下です。
同梱品
- エアフィルター本体
エアフィルターの交換方法
ポイント
エアフィルターを交換する際には、工具は不要ですがエアフィルターが汚れているので手袋はした方がよいです。
step
1カバーを外す
ボンネットを開けます。
前面にエアフィルターが入っているエアクリーナーボックスがあるので、爪を外して蓋を開けます。
エアフィルターを確認します。
step
2エアフィルターを外す
エアクリーナーの前面にある持ち手を持って、上側に持ち上げます。
その後、エアフィルターを引き抜きます。
逆の手順で、エアフィルターを取り付けて元に戻せば交換完了です。
取り外したエアフィルターを確認
取り外したエアフィルターを確認すると汚れがひどかったことから、もしかしたら空気が詰まっていたのかもしれません。
また、手でフィルターを触るだけで破れてしまったので、寿命を迎えていたと思います。
交換した感想
若干トルク感がよくなった?
交換前の状態から分かる通り汚れていてフレッシュなエアーがしっかりと吸えていなかったこともあると思いますが、交換後は若干トルク感が上がったような気がしました。
パワーアップしたわけではなく本来の状態に戻っただけですが、乗りやすくなりました。
エアフィルターはそこまで金額が高いものではないことや簡単に交換が可能なので、定期的な交換はしたほうがよいと思いました。
価格が安い
MAHLEのエアフィルター2300円前後で購入できるので、コストパフォーマンス的にはよいと思います。
純正のエアフィルターでも3000円前後で購入できてしまいますが、形状がほぼ同じでそこまで大きく性能が変わるわけではないので、個人的にはMAHLEのエアフィルターで十分だと思いました。
純正のエアフィルターを新品から使い始めて比較をしたことがないので、今度交換する際は純正品を購入して比較してみたいと思います。
まとめ
今回、エアフィルターを交換しただけの単純なメンテナンスでしたが、若干トルク感が上がり、乗りやすくなったので交換して正解でした。
中古でS2000を購入した際は、エアフィルターが長い間交換されていない可能性があるので、エアクリーナーボックスを開けて状態を確認してみてください。