GSX

【GSX-R1000】ヘッドライトのバルブをハロゲンからLED(HID屋Mシリーズ)に交換【レビュー】

バイクで夜間走行することは減りましたが、GSX-R1000(K1)のライトが以前から暗いと感じていたので、交換したいと思っていました。

今は寝かせているGPZ900Rでは、HIDバルブとLEDバルブを両方試してきて夜間での明るさを知っているので、GSX-R1000で使っているハロゲンバルブは暗く感じていました。

何度かLEDバルブに交換することも考えましたが、最近は夜間にバイクで走ることがほとんどなくなったことや、そもそもバイクに乗る機会が減っていたのでそのままにしていました。

乗れていないのでバイクを降りることも含めて考えましたが、バイクに乗りたいという気持ちの方が強かったので2025年は走ることにしたため、これからのバイクシーズンに向けたGSX-R1000の整備として、ハロゲンバルブからLEDバルブに交換したので紹介します。

使用したLEDバルブについては、HID屋の「バイク用LED Mシリーズ」です。

お勧めポイント

  1. 明るいので、夜も昼も安全
  2. 車検に対応している
  3. 消費電力が低いのでバッテリーに優しい
  4. 放熱性が高いアルミ合金ボディと排熱用のファンが搭載されている

気になるポイント

とくになし

メーカー様から商品を提供いただき、記事を作成しています

メンテナンスの記録

  • 作業日:2025年2月
  • 走行距離:36291km

仕様について

仕様については以下です。

仕様

  • 明るさ:49600cd(カンデラ)
  • ケルビン数:6500k(ホワイト)※車検対応
  • LEDチップ:特注の明るいLEDチップを搭載。
  • ボディ素材:アルミニウム合金
  • 冷却ファン:静音設計ファン内蔵
  • 防水防塵:IP68
  • 消費電力:55W
  • 電圧:12V/24V 交流車非対応

GSX-R1000の場合、使用できるヘッドライトのバルブはH4です。

開封

同梱品については以下です。

同梱品

  • LEDバルブ
  • 結束バンド×2
  • 取扱説明書×1

GSX-R1000は2灯のため、2つ用意しています。

取付け

ポイント

念のため、作業前にはバッテリーのマイナス端子を外しておきました

step
1
フロントカウルの取外し

ヘッドライトのバルブ交換だけなら、フロントカウルを外す必要はありませんが、今回別部分のメンテナンスもする予定があったので外しました。

step
2
バルブの取外し・取付け

カプラーと防水カバーを外すとバルブにアクセスできます。

ハロゲンバルブを外します。

交換するLEDバルブを取付けます。

step
3
加工

LEDバルブが防水カバーに干渉してしまうため、一部加工します。

ハサミとカッターを使用し、防水カバーを少し広げました。

防水カバーのすき間から水が入らないようにテープで隙間を埋めます。

カプラーを戻します。

取付けが完成したので、フロントカウルを元に戻します。

最後にロービームとハイビームの点灯確認して完成です。

使用した感想

約4倍明るい

交換前のハロゲンバルブを デジタル照度計で測定しました。

交換後のLEDバルブについても デジタル照度計で測定しました。

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測定結果

ハロゲンバルブ:11200Lux(ルクス)

LEDバルブ:52190Lux(ルクス)

Lux(ルクス)とは

照らされた場所に、どれだけ光があたっているかを表す「照度」の単位

測定結果から、約4倍(計算式:52190/12200)明るくなりました。

夜間走行でも安心

最近は若い頃のように仕事終わりに日の出を見るためや、地元に帰るためにバイクで夜間に走ることはなくなり、早朝ツーリングがメインになりました。

夜間に走ることはなくなりましたが、走りたい時に走れるように準備しておきたかったことからLEDバルブに交換しておきたいと思っていました。

実際にテスト走行で夜間走りましたが、明るくなったことで道路のわだちや、歩行者に気が付きやすくなり、逆に歩行者やドライバーからも自分自身を認識しやすくなったので、安心感は増えました。

バイクは4輪車から見ると実際よりも遠くに感じ、距離感を見誤りがちなことから常時点灯することが義務付けられているため、明るくなったことによって、相手から認識されやすくなるので自分の身を守ることにもつながります。

ポイント

道路運送車両法が改正されたのは、平成10年4月1日です

これ以降に製造されたバイクに対しては、常時点灯の機構搭載が義務付けられていますが、それ以前に製造された二輪車には、この法律が適用されません

ライトが今風な白色になった

ヘッドライトの発光色は白色が基本ですが、愛車のGSX-R1000は平成17年12月31日以前に製造されたバイクのため、ヘッドライトの発光色が淡黄色なので少し古臭いと感じていました。

ポイント

ヘッドライトの発光色は、以下の保安基準があります

  • 平成17年12月31日までに製造されたバイク:白色もしくは淡黄色
  • 平成18年1月1日以降に製造されたバイク:白色

淡黄色はクラッシックな感じや温かみがあるので嫌いではありませんが、現行バイクのヘッドライトは白色で明るく見えることや、スマートに見えるので変えてみたいと思っていました。

実際に変えてみると見た目がスッキリとしていて、現行車の雰囲気になって気に入っています。

長寿命で消費電力が低い

ハロゲンバルブに比べるとLEDバルブは長寿命で、消費電力が低い特徴があります。

今回交換したLEDバルブの耐久性や寿命については長期間使っていないので分からない部分はありますが、LEDバルブの長寿命の特性を考えると長く使用できそうです。

まとめ

交換自体は簡単でしたが、僕のバイクはボルトオンでの装着ができなかったため、一部加工が必要になりました。

基本はボルトオンで装着可能だと思いますが、車種によっては加工して取り付ける必要があるため、自分で交換することが難しい場合はバイク屋などに相談してみてください。

ヘッドライトのバルブをLEDにすることで、明るくなり夜間でも安心して走行できるようになったので、満足しています。

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