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車高の低い車で使用できるアストロプロダクツ「超低床ガレージジャッキ(GJ141)」【レビュー】

S2000やインプレッサ(GRB)のタイヤ・オイル交換などのメンテンナンスをするためにジャッキが以前から欲しいと思っていました。

ジャッキ本体について調べるとコンプレッサーで使用するものや手動で使用するものなどいろいろあり、何を購入するか最後まで迷いましたが、自分の使用状況を整理して以下の条件をもとにジャッキを選ぶことにしました。

ジャッキを選ぶ条件

  • 年に数回の使用で使用頻度は高くないため、コストパフォーマンス重視のものがよい
  • S2000の車高が低いため、低床のものがよい
  • 事故が起きると大怪我につながるため、なるべく安心して使用できるメーカーを選びたい

条件に合致したものを調べるとアストロプロダクツの超低床ガレージジャッキ(GJ141)が僕の用途にピッタリだったため、今回購入したので紹介します。

お勧めポイント

  1. 組立てが簡単
  2. 車高の低い車でも使用可能(S2000の場合、ノーズが長いためジャッキアップポイントまで届かない)
  3. 高く上がる(610mm)
  4. ジャッキアップ・ダウンの操作が簡単

気になるポイント

  • ジャッキの重量が約40Kgあるため、持ち運びすることは難しい
  • 車重1800kgまでの対応のため、使用できる車種が限られる

仕様について

仕様については以下です。

仕様

  • 本体サイズ:L830×W370×H220mm(ハンドル含まず)
  • 重量:43kg(ハンドル含む)
  • 能力:1800kg(1.8t)
  • 最低位:約70mm(ゴムパッド含まず)
  • 最高位:約610mm(ゴムパッド含まず)
  • リフトアーム長:525mm
  • フレーム高:150mm
  • 受皿径:Φ98mm
  • ハンドル長:1155mm(装着時)
  • オイル量:約230mL

開封

同梱品については以下です。

同梱品

  • ジャッキ本体
  • ゴムパッド(装着済)
  • 取扱説明書

組立て

ジャッキ本体に下ハンドルを差込みます。

下ハンドルに上ハンドルをつけ、最後にエア抜きをしたら組立完成です。

取扱説明書に記載があるため、ここまで簡単に作業できます。

使用した感想

車重1800Kgまでジャッキアップできる

車重1800Kgまでなら、ジャッキアップできます。

最近の車は安全性能強化や、EV車だとバッテリーが大量に積まれていて車重が増えているため、正直ジャッキの性能としては少し頼りない部分はありますが、普段乗っている車の中で1番車重があるインプレッサ(GRB)が1500Kg前後なので、自分の用途としては十分です。

購入する際は、事前に車重を確認することをお勧めします。

車高の低い車で使用できる

最低位(70mm)のため、車高の低い車でも使用できることがGJ141の特徴で、アストロプロダクツのジャッキの中では最低位が一番低いジャッキです。

S2000で使用してみた結果、ノーズが長いこともあり、ジャッキアップポイントまで届かなかったため、スロープを使用したらギリギリ届かせることができました。

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スロープを使用してギリギリだったため、GJ141ではなかったら厳しかったと思います。

ゴムパッドでジャッキアップポイントを保護できる

ジャッキアップポイントを保護するためのゴムパットが付属しています。

まだ使い始めたばかりなのでゴムパットがどこまで耐久性があるか分かりませんが、しばらくは大丈夫そうです。

ゴムパットは、Amazonなどで購入できるので入手性も高いです。

重量あるので持ち運びは厳しい

ジャッキの重量が約43Kgあるため、ローラーを転がしての移動は問題ありませんが、持ち運びは厳しいです。

ジャッキは郵送で送られてきたため、配達員さんにガレージまで運んでもらいましたが、かなり辛そうでした。

自分でも試しに持ってみましたが、少し持ち上げるのが限界で腰を痛めそうだったため、持ち運んで使用する使い方は厳しいと思います。

まとめ

車高の低いS2000でギリギリ使用できているため、他のジャッキだった場合、ジャッキアップができていなかったかもしれません。

そう考えるとアストロプロダクツの超低床ガレージジャッキ(GJ141)を購入して正解でした。

車重1800Kgまでしか対応していないことや、本体が40Kg以上あり持ち運びが厳しいことなど、マイナス面もありますが、僕の使用用途で考えれば困ることはありません。

個人としては超低床ガレージジャッキ(GJ141)を気に入っていますが、使う人を選ぶジャッキだと思うので、購入する際は十分考えてからの購入をお勧めします。

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